2002/12/03

あるクエスト

FF11、少し前にいったあるクエスト。

僕は持ち慣れない大きな剣を携え、地図を持っていないエリアにいました。
入り組んだ廃坑で、クエストの最終目的地であるポイントにむかって手書きの地図を作りながら進んで行きます。
入り口近くでは何人か他の人を見かけたけど、しばらくすすむと他に誰も居なくなってきます。
時々現われる骸骨を倒し、迷いながらゆっくりと歩いていくと、壁際でヒーリングしている白魔道士がいました。
地図を持っている人かもしれない、と近づくとその奥に探していた“泉”を見つけました。これでクエストを一つクリア。

目的を終えて、新しく得たアイテムを確認して喜んでいると、さっきの白魔道士がじっとこちらの方を見ています。彼は僕より10レベルも上で、まわりの敵はたいした強さでは無いはず。
「何してるんですか?」思わず聞くと、「ああ、ここにもうすぐ幽霊が現われます。戦ってみたいと思って・・・」
勝てるかわからないけれど、珍しいアイテムを落とすかもしれないとのこと。僕はその戦いを見ようと思いその場にとどまりました。
しばらくすると坑道内にどこからともなくサイレンが鳴り響きました。「そろそろです」彼がそうタイプすると、さっきの泉の上にボギータイプのモンスターがふっと現われました。特別に用意された“ノートリアス”モンスター。
白魔道士の構えた棍棒は殆どダメージを与えていません。代わりに火の魔法と回復魔法(幽霊には回復魔法でダメージ)を撃ち、自分にも回復魔法を唱えてじわじわとHP差をつけていきます。
両者のHPが半分ぐらいになったところで、僕が白魔道士に回復魔法を使いました。幽霊は他に邪魔者が現われたと判断して僕を攻撃してきます。あっというまに減っていく体力・・・死にそう・・・白魔道士が強力な攻撃を数発与えると、幽霊の標的は彼に向け直されました。
「あぶないから手を出さない方がいい」僕は了解して、ヒーリングし始めました。と、そのとき。幽霊の特殊技が発動、一気に赤くなる白魔道士の体力ゲージ。あわてて回復魔法を唱えるも、攻撃を受けて詠唱が中断されてしまいました。
もう一度詠唱開始したところに攻撃を受け、あっけなく倒れる白魔道士。あわてて立ち上がったけれど、迷いながら来た道をどう走っていいかわからず、やはり幽霊の餌食になってしまいました。

ハッピーエンドとはいかなかったけれど、用意されたクエストとは別のイベントが見れた気がして満足した1日でした。

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