2004/04/25

CASSHERN(キャシャーン)

キャシャーン観て来ました。紀里谷和明という監督で、宇多田ヒカルの旦那だそうです。
感想・・・とにかく疲れた。
あれだけの役者をそろえ、あれだけの映像を作り、作品を完成させた財と人脈はすごいと思いますけどね。
うろ覚えの原作だけじゃなくて、手塚治虫先生の作品とかをもっとよく勉強して作って欲しかったよ。(←生意気なこと言ってますけどホントに惜しいというかもったいないと思ってるので。
「ロボットの反乱やフランケンシュタインの怪物」「ミュータントになって苦悩するヒーロー」「それぞれの正義を元に起こる戦争の悲しさ」とかおいしい素材盛り沢山でどれか一つだけでもそれだけで映画が作れる内容なんだけどね。
映像が常にザッピングしていて役者の演技なんて殆ど見れないこと、常に画像にモノトーンフィルタやぼかし系のフィルタがかかっていること、常に煽り立てるような音楽が流れつづけていることが疲れを増大させてくれました。
面白い映像表現で評価できるところもありましたけど、久々にちょっと個人的にはお勧めできないです・・・

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