2004/11/28

ハウルの動く城

映画『ハウルの動く城』観てきました。
なんだろう、自分的には結構よかったですよ。実質、中身のあるキャラクターはソフィーだけなんだけど、ハウルが良いのです。
タイトルに名前が入ってるくせにいるんだかいないんだかよくわからないところ、スカして「人生余裕」ってふりしてるんだけど臆病だったり、臆病なくせに戦いに行ったり、ガラクタでお城を作ってみたり、その城が移動式だったりってもうメチャクチャなんだよね。
中身が無いっていうか、おまえは一体何がしたいの?って感じなんだけど、その虚ろさ加減が自分を見るような気になってくるんですよ。
多分、ファンタジー好きでプラモとかパソコン組み立てとかの工作好きで、さらにゲーム好きだったりしたら高確率で「ハウル=自分」と思う奴がいるんじゃないのかなと思った。
あとはまぁ何の戦争なんだかわからんとか説明が足りねーとかそういうのはあるかもしれませんが、そういう細かい事はどうでもいいんです。どうしても気になったら原作でも読んで補完しましょう。
観る人によってものすごく評価が分かれそうだけど、どういう評価になるにしろ観ておいて損は無いと思います。お勧めです。

2004/11/26

なんとなく今週風邪っぽくて鼻がつまったりノドが痛かったりしてたのですが、今朝起きたら声がサッパリ出なくなってました。
ささやき声でしゃべるしかない感じで、普通に音を出そうとするとかなりつらい・・・
まぁおとなしく自分の仕事だけしながら人としゃべらないように一日過ごそうと思ってたんだけど、最低でも2、3人とは関わりながら仕事をしているわけで全く話をしないというのは無理でした。
しかし、無理でも何でも声が出ないわけで、結局筆談・・・じゃなくてタイプ談ですよ。チャットっつーのかな・・・違うな。タイプ談。
話す速度よりはやっぱりちょっと遅いですよね。ああ、明日には治ってるといいんだけど・・・

2004/11/22

休日

めずらしくお休み。20~23の四連休ですよ。
そろそろ林檎の収穫をする季節です。うちの林檎畑もいい具合になってます。
そんなわけで普段週末にはあまり手伝えない収穫作業を手伝いに行ってきました。今年は台風が結構来てたので、直接水害とかの被害はありませんでしたが、林檎が風で揺られてまわりの枝にあたりまくってしまい、かなり傷がついたりそこから悪くなってしまったりというものが多いです。
採っては酷く痛んでて捨て、採っては腐ってて捨て、とやっているとたいして育てる段階で手伝ったわけじゃないんだけど軽く凹んできますね。
それでもかなりたくさんなっていて、いいものを肩に下げた袋に入れていき、袋がいっぱいになったら箱に移し変え、箱がいっぱいになったら一輪車(って、サーカスとかに出てくる奴じゃないよw)で倉庫へ運びます。
4箱も集めたら体力的にはもうヘトヘトですよ。あー、きつかった。

あとは本を読みました。
まずは『電車男』。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Aquarius/7075/trainman.html
これ、そのまんま本になってます。正直一般の人にはちょっと読みにくいかなーとも思えるけど、“横書き”“口語体”なので普段本読まない人にはいいかもしれません。
なかなかお話としては面白いと思うのでお勧めはできると思います。

それから、『いま、会いにゆきます』小説版。
映画の原作。基本的な流れはまったく同じだけど、細かいところも丁寧に描かれています。
これもライトな感じですぐ読めてしまいます。読みやすいの流行りだよね。

あとはFFXIのアンソロ2冊と設定資料集を。資料集の方はいろんなデザイン画が載っててなかなか綺麗でした。アンソロは片方4コマだったかな?両方面白かったですよ。

というわけでとっても贅沢な休日でした。

2004/11/17

出張後編 秋葉編

で、午後は普通にお仕事。6時くらいに解散。東京で解散したら秋葉でしょう!
・・・
というわけで再びやってまいりましたリアル・ヴァナディール
今回はヒュム娘がウールローブ+初期パンツ+初期ブーツですよ!イイ!
強いて言えばレッドキャップかぶって欲しかったかなと。あと店長(?)さんはバカボンドチュニカきてた(w
POL IDとかもってこなかったので、ゲストログインで“初心者マーク付き”のキャラで遊ぶ事になりました。
遊ぶといっても、1レベルだし、2時間レベル上げしても5LVぐらいにしかならんだろうし、低レベル上げってソロプレイだし・・・ということで、ジュノ目指そう!ということにしてみました。
キャラを適当にガルで作り、ワールド指定無しで決定すると・・・Remoraサーバー。聞いた事ない。半年休んでた間に、32ワールドにも増えてたんだね。
久々のオープニングはどきどきします。PCはものすごいスペックなのでとってもきれい。
がんばれ、一日だけの新キャラ『グリズリー』。
ドリンクバーのお茶を淹れてきて、「そのマークはなんだ?」という質問に適当に答えつつ、サルタバルタへ。
サルタの曲って、なんかいつ聴いても“帰って来た”って気がするんだよね。一度だけ黒ヤグにストーンかまされたけど無事タロンギへ。その後は順調に(とは言ってもその先のアクティブに絡まれたら即死なのでドキドキでしたが)メリファト、ソロムグを抜けジュノへ辿り着く事ができました。途中POLにもどって休んだりしたので4、50分かかりましたよ。
港で、
/sh つwいwたwぜーーーーーwwwww!!!
とやってみましたが反応なし。寂しいので下層に移動してみました。
グリズリー:あー、疲れたぜ
グリズリー:ジュノ案外とおいし。
グリズリーはポロポロと涙を流して泣いた。
とかやってると、近くに座ってたナイト&吟遊のコンビが喰いついてきて話し相手になってくれました。
グリズリー:いまさー、リアルヴァナにいるんだわ
ナイト:おー、すげー
吟遊:そのマーク初めてみたよ~
グリズリー:俺も初めてみたw
といった感じで和気藹々と。小一時間ほど雑談に付き合っていただきました。楽しかったよお二人さん、ありがとう。
ずっと/sayで話してたので、まわりで聞いてた(聞かされてた?)人達もお疲れ様でした。

なんていうかねー、久々にやってみたけどさ、FF11。楽しいねこれ。
「そりゃ観光したら楽しいだろ、住んでる方はいろいろ大変なんだよ」って聞こえてきそうだけど。
“大変”っていうところがポイントなんだよね。15種類のジョブ、9種類の合成、釣り、栽培、採掘系、数百のクエストやミッション、素材狩りをするにしても今ではもうかなり大きなマップがあるわけで、全部を網羅するどころか、1人が触れることのできる範囲というのは全体の数%しかないわけですよ。
こうなってくると、その人が関わっている範囲がどのあたりかというのがそのままその人のバックグラウンドになっているように感じるわけです。
「何レベルで何のジョブ」って言っても説明つかないんだよね。「ウィンに生まれてモンクになったんだけど今ではメインはナイト」とか「俺はメイン赤だけど白のほうがレベル高いよ」とか。で、その上に気になってて進めたいクエストがあったり、何か生産系をあげてたりするとそれだけでそのキャラの生い立ちというかなんかそういう“生活してる感”を感じることができるなぁと思うわけなのです。

なんだかすっかり語ってしまったわけですが、「おまえもゲームやれ」と聞こえてきそうだなぁ(w


えー、雑談を楽しんだ後、ラジオ会館7Fのイエローサブマリン寄って来ました。
QoDのカード売ってたけど、ルビーの原石5500円、アクアマリンの原石1500円、ハードブレーカー1900円・・・うーん・・・やめた。
M:tGの神河は、ボックスが置いてあるのを見て反射的に買いそうになりましたが今やってないじゃん、と思いとどまったよ(;´д⊂)
それじゃぁまったく、買う物ないじゃん!って感じですよ。くやしいので復刻版『パンタクル』を買ってきました。ゲームブックのアレです。一個手にとってレジに行ったら、「現品になっちゃいますけどいいですか?」とか聞かれました。二つ返事でゲット。
ソーサリーシリーズも復刻版でおいてあったなぁ。ちょっと自分のコレクションと相談してまた買ってみようかなとおもった。
そんなわけで久々の出張、なかなか堪能して帰ってきました。

出張

タイトルとは関係ないけど、アップデートされてたので載せときます。
スクウェアエニックス新作MMO ファンタジーアース
なんか城作ってるし。派手めでかっこいい。けど男性率たかそうね。

出張でInter BEE 2004 国際放送機器展へ行ってきました。
簡単に説明すると、放送業界向けの新技術説明会みたいなものです。
映像ソースとして簡易の舞台セットのようなものが設置され、モデルの女の子がすまして座ってて、それをカメラで撮影し、モニターに出力して新機材の画質を見るといったかんじで展示してあるんだけど、見ているうちに機材の性能を見てるんだか女の子をみてるんだかわけわかんなくなってきます。
サムライセブンの映像使ってデモしてるとこもあったなぁ。すごく面白そうだった。
あと、編集ソフトのデモで全く実写だと思い込んでいた朝日に向かってヘリが飛んでいく画像が、全てCGだったのには正直びっくりしました。もう何でもできるよ・・・CGの人間がもうちょっとリアルになったら、実写と変わらない映像作品を映画版アップルシードのように部屋の中だけで作る事も可能だと思います。

2004/11/16

jNetHack

今回は最新のコンピュータRPGであるところのQuest of Dから、いきなり最古のビジュアル化されたRPG、ローグタイプRPGの紹介です。
ローグというのは、キャラを上から見下ろす形で左を押すと左に移動するという、まぁドラクエみたいなRPGの原型といってもいいゲームでしょう。これはまだグラフィック表示の無い頃のUNIXで作られたもので、その祖先とも言うべき『ローグ』は今は残念ながらソースファイルごと失われてしまったらしいです。
現在はローグクローンと呼ばれる再現版(思い出して作られた物)や、そこから展開して作られたNetHackというようなゲームが作られて、遊ばれています。

ゲームは基本的に、各オブジェクトがアスキーキャラクタ1文字で表現されています。
@ が人間、- と | が壁、/ が杖とか ) が武器といった感じです。まぁウィンドウズ版で遊べばちゃんと絵に置き換えられてますけどね。
なんでそんな古いゲームが今でも遊ばれているのか?しかも表示が

--------
##..@....|
|...)..| #####+
|......-###
|......|
--------

こんなんですからね・・・。でも、これがめちゃめちゃおもしろいのです。

とにかく自由度が高いのに加え、いろいろなしかけが用意されています。
魔法のスクロールや薬品を何種類も持った状態で、水に落ちたことがあって、あとで見たらスクロールはほとんど白紙に、薬品は全部透明になっていました。このあと時々見つかる泉に薬品をつける(#dipコマンドというのがちゃんとある)と、ただの水になってしまうことがわかりました。
水を祭壇に置いて、神に祈ると聖水ができます。とにかくできることが細かい。
行動していると段々空腹になっていくのですが、モンスターを倒した時に出る肉を食べる事によって行動時間を延長する事ができます。ただし各種肉には毒があったり、逆に免疫をつける効果があったりと細かく定義づけられています。
肉は時間と共に腐ってしまったりもしますが、運良く缶詰作成道具なんかを手に入れることができれば、長期間保存することもできます。
持ち物には重量制限もあります。拾った物はどこかにまとめて置いておけば、モンスターに拾われない限りはとりに行くまでそこにあります。鍵付きの箱に入れて鍵をかけておけば持ち去られる心配もありません。
重くて持ち運べなくなったダガーやスピアーをその辺に放置しておくと、コボルドやらの人型のモンスターが拾って装備したり、投げつけてきたりします。

まぁ、結構あっさり死んじゃったりするのですが、TRPGをじっくり進めていくような楽しさあります。
グラフィックの凄さや、キャラ萌えとかといった今時のコンシューマ向けゲームの要素はまっっっったくありませんけどね。とにかくこれ、面白いです。おすすめ。

日本語版公式っぽいところ
ダウンロードはこちら - Windows版はjnethack-3.4.3-0.4-win.lzh これ

2004/11/15

QoD

Quest of D、そろそろ燃えつきた感じ(;´д⊂)
PSOやディアブロってまぁダラダラチャットしながらモグリまくってレアゲットを目指すゲームですよね。QoDもおなじっちゃあ同じなんだけど、チャットはほとんど無いしね。
で、お店にいる怪しいおっちゃんプレイヤー達とコミュニケーションは取れるんだけど、そんなのたいして面白くないわけで。
6段到達=ゲームクリアですね。あとは装備のレベルをMAXにしたいとか、レアアイテム欲しいとかやり込み要素なんだけど、これは1プレイ200円という金額面と、ここまでやるとゲームが少々単調に感じてしまうという二つの壁が立ちふさがり、「そこまでやりこむのもだるいかなぁ」と言う感じです。
まぁでも短期集中で一気に遊び尽くしたので、これはこれで楽しめたかなーと思います。

2004/11/04

QoD六段

テーマはファンタジーのQuest of Dですが、シナリオを進めていってもらえる階級というのはなぜか「級」と「段」です。
現状、スタート時は10級で、各シナリオのクリア状況の合計で級が上がっていきます。
1級の上は初段、現在の全シナリオを最高ランクでクリアした時の段位は6段になっています。
でまぁ今回やっとのことで6段に到達する事が出来ました。いやぁ、最終章はかなりきつかったのでうれしかったっすよ。
これでバージョンアップとかでシナリオが追加されない限りは、やることはアイテム集めとかお金稼いで武器を鍛えるくらいになるわけでちょっと一段落つきました。

2004/11/03

いま、会いにゆきます

映画『いま、会いにゆきます』観てきました。
なんだか水曜はレディースデーってことで若い女の子がいっぱいいました。休日だったせいか高校生くらいの男連れもいました。けど、男だけで行ってはいけない・・・と思います。たぶん。
いやー、よかったですよこれ。お話のつくりも、ちょっとしたひねりがあってある種のファンタジックな世界観を楽しめます。
原作も読んでみようかなと思ってます。

2004/11/02

スターリングラード

DVDにて映画『スターリングラード』鑑賞しました。
会社で隣の席のK君から借りてたんだけど、席替えすることになったのでその前に返してくださいよ、とのことでずっと積んであったのをやっと観たわけです。
結構面白かったですよ、これ。

第2次世界大戦中、ドイツがロシアを侵攻していく中、スターリンの名を冠した町スターリングラードが舞台になっています。
ドイツ軍にまともに対抗する術を持たないロシア軍が、冒頭人海戦術をとっているシーンは凄惨で、ちょっとこれは『プライベート・ライアン』以上かも・・・と思いました。
主人公はそんな中生き残ったスナイパーで、やがてスターリングラードは狙撃主体のゲリラ戦になっていきます。
主人公を始めとした狙撃隊に手を焼いたドイツ軍は、対抗して凄腕のスナイパーを呼び出します。そこからの、スナイパー同士の息詰まるような戦いは見ていてグイグイとひきこまれます。
あまり、比較できるほど戦争映画って観たことないんだけど、本作品はなかなか良かったと思いました。