2005/01/09

バウンダーズ

『バウンダーズ―この世で最も邪悪なゲーム』読了。
『魔法使いハウルと火の悪魔』『アブダラと空飛ぶ絨毯』の著者ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんの作品です。
“プレイから外され”、幾つもの別世界をさまよう事になった主人公の少年が故郷に帰るため彷徨い戦うストーリーです。不思議な、その複数の平行世界成り立ちやルール、<あいつら>と呼ばれる敵など、独創的な世界が描きこまれており圧倒されます。
世界が変われば知識と自分の力しか持ち越すことが出来ないような状況で、どうやって彼が自分の世界に帰るのか、どうやって自分をゲームのコマとしか見ていないような存在と戦うのか引き込まれて一気に読んでしまいました。
結末は・・・まぁなんというか、書いてしまったら不味いよね?やっぱ。すごく面白かったけどね、疲労感が残りましたよ。そんな感じです。

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