2011/01/29

サンスト会

今日は自宅にてデッキ構築型ゲーム『サンダーストーン』を遊ぶ会を開きました。
持ってきていただいた篁さん、その他ゲームを持ってきていただいたほっぴーさん、ありがとうございました。
ネット上でプレイログやルールはいくつか読んでいて、「ドミニオンのルールでデッキを鍛えて、買ったカードでモンスターと戦う」ということだけ知ってましたが実際に遊んでみるのは今日が初めて。

以前から言うように「ドミニオンのルールで買い物することだけでも楽しい」わけです。サンダーストーンではそうして育てたデッキで魔法を買い、武器を調え、モンスターを倒し、さらにモンスターから得た経験値でキャラクターをレベルアップさせることまで出来る。これが楽しくないわけがない。
ゲームのイメージがD&Dライクなファンタジーというのもすごく良い。戦士、シーフ、僧侶、エルフなどが登場し、ハンマーやダガー、ショートソードなどなど馴染みのあるアイテム達。
ファイアーボールなどの魔法が登場し、食料やたいまつがモンスター攻略に重要な意味を持つというデザインもたまりません。

和製ドミニオンクローンと比べてもカードに盛り込まれている情報はかなり多いのですが、数字の配置と色がすっきりまとめられていてとても遊びやすく、ゲームの計算や駆け引きに集中できます。
結局殆ど1日サンダーストーンを遊び倒してしまいました。おつきあいいただいた皆様ありがとうございました。
サンダーストーンも含め、ボドゲ等等プレイできますよう、また機会があったらよろしくお願いします。

2011/01/28

SONY NGP

Nintendo 3DS発売直前、SONYから次世代ポータブル機が発表になりましたねー。
しかしNGPって名前はSONYらしからぬかっこ悪さですな。Next Generationって…PlayStationほにゃららっていうネーミング好きだったのに。NeoGeoPocketかと。

スペックはさすがに凄い。CPUにARMの4コア、GPUはiPhone5で使用予定のものと同じシリーズが使われるとのこと。計算能力だけで見るとPS3の半分以下だけど、解像度が低い分を考えると触った感触はPS3以上になめらかになることが予想できます。

専用ロムカートリッジというのもいいですねー。ディスクを回すのは時間かかるし電気も喰うし場所も取るしでいいことないよね。セルメディアの他に、StoreのPSPコンテンツにも対応しているとのことで、発売した時点で対応ゲームがたくさん存在しているという環境も魅力的だと思います。

一番気になるところがネットワークまわり。
3G回線対応ってことなんだけど、契約方法はどうなるのか。kindleみたいに使い放題だったらいいなー。ユーザー全員が漏れなくネットに繋がっているという条件の中で拡張現実MMOみたいな物が流行ったら凄く面白いことになると思う。
対戦あり、協力あり、リアルタイム、リアルプレイスで現代異能物とかGANTZぽいイメージとかでどうでしょう?
良いゲームが出れば質の悪い携帯ゲーとかたいらげられるんじゃないかな。ぜひともがんばってほしいところです。


しかし今回の発表、商売としてはNGPよりSuiteの方が大きくなりそうだね。スマートフォン上に純正エミュ走らせてPSのゲームが遊べるなんてすばらしい。
買うかどうかはまだわかんないけど、どんなものが出てくるか楽しみです。

小川一水『フリーランチの時代』

小川一水『フリーランチの時代』読了。
5つの作品が収められた短編集でした。

登場人物たちの感情や思考が丁寧に描かれている分、ストーリー展開やそのスケールの大きさに驚かされます。
シンプルな描写で数百年単位の時間の流れを表現する手法もすごく良い。おもしろくて1日で読みきってしまった。

『時砂の王』の外伝が書下ろしで収録されていたのは嬉しかったです。もう一度本作のほうを読みたくなりました。
あと、宇宙を飛び回るニートの話が良かった。太陽系サイズの近未来SFってやっぱり独特のときめきがありますねえ。文章を読み進めていくうちに「あれ?これってもしかして…」と誘導してくれる仕掛けがしてあってとても楽しめました。

SF好きなら読んでおいて損は無い一冊。読みやすくてとてもおすすめできます。

2011/01/26

GALAXY tab

ちょっと前に、GALAXY tab 買いました。
Bookscanで手持ちの本の電子化を申し込んだ去年の春頃から、iPadかそれに順ずるものはずっと欲しかったのです。

本体0円、ただしモバイルルーターと2回線抱き合わせ契約という条件で手にいれたんですが、いったいいくらになるのか?
ざっくり月々(ルータ回線1000円+tab回線800円)×24回=43200円と、契約料3400×2回線=6800円で、支払い額は2年で5万円。
その時はなにかのキャンペーンで5千円分の商品券と、5千円分のカタログギフトをもらえるサービス中でした。

結構悩んだんだけど4万ぐらいで手に入るというのは安いな、という判断で購入決定。Evernoteのプレミアムアカウント1年分プレゼントってのもあった。4月になったら次の1年分支払う予定だったんで45ドル浮きました。
そんなわけで去年のauほど安くはないですが、それなりに良い買い物が出来たんじゃないかと思ってます。


まず、androidそのものについて。
まだまだあまりパソコンなどに詳しくない人にはおすすめできないと思う。例えば写真を撮って加工するとき、カメラアプリが保存した画像ファイルを加工アプリで開くわけなんだけど、保存されてる場所が/sdcard/external_sdとかになってるわけです。
このフォルダ構造をちゃんと辿っていける人じゃないとまともに使えない。
iOSはこのあたりのつくりがものすごく親切に作られていて、全く技術系に弱い人がいじってもファイルを見失ったり迷ったりするようなことは無い。ものすごく過保護に作られてるのです。
あと、アプリの数がぜんぜん違う。去年夏での登録数はApple 22万、android 10万ということらしいんだけど、androidマーケットの方はデスクトップテーマや設定用ツールなんかがやたらと多く、実際に使えるアプリケーションの数はAppleの3分の1に満たないんじゃないかと思う。
ただ「普通のコンピュータ」としての使い勝手はandroidの方が上です。パソコンで作ったファイルを共有しといて、androidで取ってきて好きなアプリで閲覧・編集できます。この点、iOSはアプリごとにiTunesを使ったり ftpを使ったりファイルの取り込みがいちいち面倒。
そんなこんなで現段階では、知り合いや親からスマートフォン欲しいんだよねーって相談されたらiPhoneを薦めるでしょう。自分でテクニカルな情報を集められる人ならandroidの方が良いかもしれない。


次にGALAXY tabそのものについて。
7インチという大きさはすばらしい。なんといっても週刊マンガの単行本や文庫本がほぼ実物大です。iPhoneやIS01では拡大しないと読めなかったpdfがそのままペラペラめくって読めるというのは物凄く快適。
重さは380g。DSi LL(320g)よりちょっと重い。机の上で片手で支えながら使うなら問題ないけど、歩きながら見るとか仰向けに寝て片手で持ち上げて見るとかするのはちょっと苦しいと思う。重めのハードカバーの本といったところでしょうか。
バッテリー駆動時間は14時間ということで、充電するペースは普通の携帯と変わらないかなーというイメージです。
これはしばらく遊べそうだ。32GのMicroSDとかほしくなってくるなあ。

2011/01/20

1月9日 ゲーム会参加

1月9日、くおんらいとさん開催の『よりあいどころ上田』に参加してきました。

この日は終日3人。まずはほっぴーさん持ち込みの「ドミニオン:繁栄」をプレイ。
自分はこれが「繁栄」の初プレイでした。前回の日記にも書いた通り、『白金貨』と『植民地』が圧倒的な存在感です。
その他、『村』のパワーアップ版である『労働者の村』や『玉座の間』のパワーアップ版である『宮廷』など、基本の雰囲気のまま動きが派手になったカードが多く得意な感じです。
なんで基本ぽいのが得意かっていうと、基本セットしか出ていない時代にBSWで毎晩10ゲーム以上遊ぶ日々を1ヶ月ほど過ごしたという経緯があるから。まあ勝率は5割行ってなかったんで強いかどうかは別です。とにかく慣れ親しんだ感があるわけです。
あと、別の追加カードシリーズで、機能付き財宝カードもなかなか面白い動きをしてくれて楽しかった。
ただ財宝カードも王国カード10枚として選択されるため、特殊財宝カードが多数、例えば3種類選ばれてしまうとアクションカードは残りの7種ということになり必然的に戦略の幅は狭まってしまう。買うカードが少ないと結局はパワープレイになってしまうかなーと思った。まあそれも楽しいんだけどねぇ。なんかいろんなカードを使って楽しく遊べるバリアントを発表してる人はいないものか。

3ゲームほど遊んだところで、僕の全くのわがままで(すみません)『テラフォーマー』をプレイしました。前回も結構な回数遊んだんだけど、どうしてももうちょっと動かしてみたかったのです。
2ゲームめだったかな、4ターンめに『重力震』を取り忘れ、あと2ターンあるのに負け確定というのは切なかった。
なんかこれ、☆関係のカードが『重力震』だけだとゲームにならないんじゃないか?
1ターンめに都市と科学に入れれば2ターンめからパワー6を出せるので、重力震を取れるチャンスは5回。
・2人ゲームだったら1ターンめ2順目のプレイヤーが3回取れるため必勝。
・3人ゲームだったら1ターンめ2順目と3順目のプレイヤーが2回ずつ取るので1順目のプレイヤーは必ず負ける。
・4人ゲームだったら1ターンめ2順目のプレイヤーが2回取れば必勝。
四次元人が入ると計算は面倒になるけど結局全員が間違わなければ席順で勝敗が決まることになってしまう。というわけでこのカードは単品ではなかなか具合が悪いということがわかりました。

それでもこのゲームはすごく楽しい。レベルを上げて次のターンにつなげるか、カードを使って特殊効果を得るか、少しでもポイントを稼いでおくかという選択肢があって、さらにそれらを組み合わる手も多い。
ほんとによく出来てるなあと感心します。ほしいけど通販でかえないっぽいのでルールブックダウンロードして眺めたりしてます。

あとはほっぴーさんから「サンダーストーン面白いよ」という話を聞いた。そういわれると遊んでみたいなあ。

2011/01/17

自宅ゲーム会

土曜は自宅で友人達とゲーム会をしました。
最初はほっぴー氏と二人だったので、「二人ならドミ系だよね」ってことでドミニオンの『基本』と『繁栄』を使って1ゲーム、さらに『陰謀』からも混ぜて1ゲーム遊びました。
『繁栄』は素直に楽しい。なにより、プラチナ貨と植民地の単純な派手さがたまらないゲームバランスになる。この2種類のカードだけで拡張セット1箱分の価値が十分あると思います。
僕はドイツ語版の基本セットしか持ってないんだけど、これは買い足してもいいかなあと考え中。
1戦目は勝ち、2戦目は負け。最後のターン、もう1Gあったら引き分けたのに!(笑)


昼食を挟んでアークライトの『BARBAROSSA』(ばるばろっさ限定版)をプレイ。
以前「同じような絵ばっかりでプレイアビリティが低い」って書いたんだけど、今回の限定版はカード絵が挿し変わっているとのこと。
見やすくなったかと思いきや、どれも似たようなモノクロ写真が入っているという見難さ。部隊の種類など、頻繁に参照する情報もあいかわらずの極小文字でプレイのテンポがどうしても悪くなる。
ゲームそのものはなかなか面白いと思うんだよね。ドミニオンのルールでカードを買っていく事そのものが楽しいし、その買ったカードで戦闘するテーマも魅力的。エンチャントっぽいカードや使い捨ての強力カードなんかのアイディアも楽しいです。
これ、『ばるばろっさ』と『BARBAROSSA』のカードを両方からピックアップして遊んだらいくらか見やすくなるだろうかって言う話をしました。配備可能なカードを萌え絵版にするとかね。
これは1戦遊んだんだけど投了して負け。勝てる戦闘を負け扱いしてしまったのと、『冬将軍』を2連発でくらったのが重なって立て直せなくなってしまった。


ここでしゅうへい君が加わり、『スモールワールド』をプレイ。しゅうへい君は初プレイです。
ほっぴーさんがスケルトンで相変わらずのスタートダッシュをし、しゅうへい君が頑強なトロールで順調な滑り出し。自分はジャイアントで地味なスタート。
中盤は能力かぶりの「略奪するオーク」でしゅうへい君操るアマゾネスと一進一退の攻防を繰り返しました。そんな中ほっぴーさんは別のエリアで「要塞を築くエルフ」で着実に稼いで行きます。
最後は「精鋭部隊のドワーフ」でエルフをちょっと削って終了。ほんの2ポイント差ほどで勝利しました。ここ1番の増援に2回ほど成功したこと(これで2点)、ドワーフを取る時のおまけが7ポイントにまで膨らんでいたことあたりが効いていたようです。
なんか全体的に取った種族が地味だったので全く勝ってる感がなかった。しゅうへい君は多彩な種族を使っていたので、ターンプレイはなかなか楽しそうでした。
いろいろ追加要素があってやってみると楽しいんで、またお付き合いください。


土曜から降った雪は結構すごかった。日曜はアパートの駐車場の雪かきでほんとに大変でした。早く融けるといいなあ。