2015/03/20

Ingressというゲーム

すっかりはまっている『Ingress / イングレス』について書きたい。
ざっくり言うとスマホゲーム。特徴的なのはGPSと連動しており、“実際にその場所に行く必要がある”ところ。

ゲームの背景はつぎのとおり。

ヨーロッパの研究者達が謎のエネルギー<XM>を発見した。時を同じくして世界各地に別次元と繋がる<ポータル>が続々と見つかり、そこからXMが漏れ出しているのがわかった。
このXM、なんと“人間の思考に影響を及ぼす”効果がある。

別次元には<形成者(シェイパー)>と呼ばれる存在がいて、こちらの世界に影響を及ぼそうとしているらしい。

ここで大きく2つの考え方ができてしまった。一つはこれら未知のエネルギーを邪悪とし、それから人類を守ろうとする陣営<Resistance / レジスタンス>。もう一つはこのエネルギーを受け入れ、人類を覚醒させようとする陣営<Enlightened / エンライテンド>。

ポータルとポータルを接続し、囲まれた領域<コントロールフィールド>を作るとその中にいる人々の考えを自分の陣営に誘導できる。エンライテンドがこのエネルギーを使う以上、レジスタンスも同じ力で対抗せざるをえなくなった。

かくして世界中でこのコントロールフィールドの作り合い、要は陣取りが行われている。さあ君も手元の<スキャナー>でこの戦いに参加しよう!

と、まあこんなところだろうか。スキャナーというのはスマホにイングレスアプリを入れて起ち上げたものだ。読みこなせてないんで間違いがあるかもしれないけど、だいたいこんな感じだと思う。
洗脳合戦などというサイバーパンクな設定をもってくるあたりアメリカ人はさすがセンスが違うなーと思いつつ、別次元とかポータルとかいう設定は、ちょっと前のライダーで空中にジッパーがあらわれるあれなんかと近い感じがする。
とにかく厨二設定バリバリのSFということで、なんとなくわかっていただけただろうか。

自分的に何が面白いのか挙げてみる。

・マップに自分の行動が反映される。
 自分のハンドル名がマップに残る。よく行く場所でよく見る味方プレイヤーや敵プレイヤーが出来たりする。ともするとリアルプレイヤーと遭遇する。実際現地で何度か他のプレイヤーとばったり出会ったことがあるけど、本当に巨大なゲームボードの上で遊んでいるだな、という感覚があって面白い。

・行った場所の<Key>をもらえる。
 Keyはゲーム内で使えるアイテムなんだけど、場所と写真が記録されていてちょっとした記念ぽい感じになる。旅行先で地名の入った提灯を買ったり、神社などで朱印帳を集めたりといった“場所コレクション”的な欲求を満たせて楽しい。

・遊んでいくと経験値がたまってパワーアップする、RPGとしての楽しさ。
 行動毎に経験値がもらえて、レベルが上がるとアイテムが強くなる。また経験値だけでなく、歩いた距離や訪問した場所の数などが細かく記録されていて、その記録が伸びれば実績メダルなるものがもらえたりする。
 こういう『数値がたくさん保存されていてそれが増えていくのが楽しい』という人、RPGが好きな人とかには多いんではないだろうか。

最高レベルは16だが使えるアイテムのレベルは8までで、際限なく強くなるということはない。ソシャゲで後発が追い付けないという問題をバッサリと切り捨てた、この辺の作りも良いなと思う。

こんなところだろうか。

ランキングを狙ったり、特定の場所にこだわったり、スタンプラリー形式のゲームをすすめたりといろいろ遊び方があるので僕の感じる面白みは一部なんだと思う。意外と楽しめるのかもしれないので、ちょっと始めてみてはいかがだろう。

ちなみに僕はエンライテンド、「緑」の方です。ブログは青いけど緑陣営です。
googleのアカウントがあればあとはイングレスアプリをインストールするだけで遊べます。これから始めるならメールください。なんか紹介経由だとアイテムもらえたりするらしいので。

そんなわけで今日もポータルをハックしに行ってこよう。

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